浮気については…どちらも互角、いや、どっちが良いとか悪いとかなんてないでしょう。個人的な考えではありますが、浮気自体が悪いこととは思っていません。浮気にもいくつかの理由が別れます。“現状の生活は変えたくないけれど、他の人との時間もちょっとくらい欲しくなってしまった”、“今のパートナーは離したくない、でもパートナーの次に気になる子が出来てしまった”、“元々、1人の相手に縛られるなんて考えられないタイプだ”、等ですね。他にも枝分かれするような細かい浮気の理由はあるでしょう。しかし、浮気は浮気、あくまで“浮ついた気持ち” “本気ではない”のです。浮気くらい多めに見れば良いじゃないかと思ってしまうのもそこなんですよね。
本当に失いたくない、裏切りたくない、そんな相手がいても浮気してしまうのは…動物っぽい気もしないでもないですが、人間だってそんなに理性のしっかりした生き物ではありません。江戸時代や戦後に比べれば…現代社会に生きる私たちは、文明が進化したことと比例するかのように…自分の気持ち、いや、欲望と言った方が正確でしょう。その欲望に従い過ぎなところが“人として”は退化してしまったのかもしれません。男性の浮気の場合、ボロがでやすいので気を付けてください。浮気をする時の最大のルールは“自分のパートナーに決して知られないようにする”ことです。こちらの勝手気ままな欲望を通しているのに、無駄にパートナーを傷付けたり不安にさせたりする必要はないでしょう。ここは徹底してくださいね。この辺は女性の方が徹底しているので、浮気されている男性は、まさか自分のパートナーが浮気しているだなんて…全く気付かない場合が多いものです。女性の浮気の場合の注意点は妊娠です。これは浮気と思っている限り、決して情や雰囲気に流されることなく徹底してください。少なくとも誰かに望まれないような妊娠は…悲しい妊娠になってしまうでしょうから。本気の恋愛でないのなら、本気の恋愛を壊さないためにも、このように守るべきルールを徹底してこそ、“浮気”と言えるのかもしれません。
その一方、浮気をされた側としては…相手の浮気を結果的には許す方と許さない方に分れてくるでしょう。許すことで関係を継続させられる方はそれで良いと思いますが、「浮気は絶対許せない!」と、確定している方も…別にそのポリシーを無理に変える必要はありません。それがその方の感性であり生き方なのですから、そのまま貫いてほしいと思います。たとえ、「あの時は折れていた方が良かったかな…」「1度くらい許してあげれば良かったかな…」と、過去を振り返った時にふと思ってしまったとしても、それは“過ぎたことに対して”の妄想です。実際に過去に戻り、そこで浮気をされ、無理をして許したとして…このタイプの性格の方が、その後の生活を楽しめるかどうか…とても確率は低いはずです。どうしても浮気の事実を思い返してしまったり、少しでも連絡を取れないと「また浮気しているんじゃないか」と疑いたくなってしまうでしょう。そこから、また浮気されるんじゃないか=また裏切られるんじゃないかと、どんどん悪い方向へ考えが偏ってきてしまい、一緒にいて笑っている空間を心から楽しめない、何とも悲しい時間の過ごし方をしてしまう可能性は大きいです。その悲しい時間が積み重なり、いつか爆発してお互い嫌な気持ちになるような終わり方を迎えてしまうことだってあるでしょう。無理なものは無理なのです。自分の感性に素直に生きるのが1番です。浮気をする側、浮気をされる側…それぞれに個々の感情・想いがあるのは当然ですが、相手を想う気持ちを持ちつつも、自分の感性を見失わないようにすることが、どんな結果になるにしろ、結果的には後悔の少ない状況になれると思います。