恋愛は戦争です。勝つか負けるかの真剣勝負です。前回は恋愛勝者になる方法をポイントとしてご紹介させていただきましたが…それでも恋愛敗者になってしまうことって稀にあるものなのです。
私の友人にどうしても勝ちたい恋愛戦があるとのことで前回の方法をお話させていただきましたが…友人は上手く活用することが出来ずに敗者になってしまったと泣きついてきました。しかも…ただの恋愛敗者ではなく、惨めな恋愛敗者になってしまったと言うのですから本当に可哀想でしたね。
多くのライバルがいれば、その分多くの恋愛敗者が生まれてしまうのは当たり前の話なのです。実際に恋愛勝者になれる方は1人ですからね。多くのライバルたちもこぞって恋愛勝者になるポイントを活用していたとしたら…その恋愛勝者の席を手にする確率は一気に難しくなってしまうのでしょうね。
それも分かりますよ。私は周囲の人間に百戦錬磨…とされてはいますが、実際には百戦錬磨ではありません。確かに多くの意識した恋愛は手にすることが出来たのは事実です。
しかし、その中でも何度かは恋愛敗者になったこともあるのです。ただ、その中でも、私が徹底して気を付けていたのは…“惨めな恋愛敗者にならないように”意識することでした。負けるのは仕方ありません。たまたま自分よりも好きな異性の心を射止める、自分以上に魅力的・自分以上に恋愛合戦に長けている人がいた…ただそれだけなのです。
もっと現代風に言えば“ご縁が無かった”というところでしょうね。負けてしまうのは仕方ありません。負けた戦には学ぶべきこともたくさんあるはずなので、良い機会をもらったと…次の恋愛合戦に備えて準備をするくらいの気持ちでいた方が良いでしょう。私は恋愛敗者になるたびにこのことを意識し、次の恋愛に活かせるよう努力した結果、年齢と経験を重ねることに意識した異性の心を掴むことができる確率を一気に上げることができたのだと思っています。
また、自分の魅力・恋愛技術に磨きをかけることで…恋愛敗者になった時に好きだった人よりも、もっと素敵な人への恋愛合戦に勝つことができるようになったのですから、本当にあの時負けていて良かったな…と、負け惜しみではなく心から思えるようになったのです。
このように次の恋愛に活かす恋愛敗者になるためには、決して惨めな恋愛敗者になってはいけないのです。
恋愛敗者と惨めな恋愛敗者…どっちも意中の相手を落とせなかったのだから同じなのでは?と思われる方も少なくないと思いますが、恋愛敗者と惨めな恋愛敗者とでは全然違います。その違いと言うのは…
“引き際”です。恋愛敗者になった時の鉄則は潔く身を引くことにあります。
相手を想う気持ちは、純粋な気持ちで大切なものですが…その想いを綺麗なままにするためにも、恋愛敗者になった時には潔く身を引かねばなりません。
そこで「どうして?」「自分の何がいけないの?」「あんな人よりも自分の方が良いに決まっている」…等々、勝負がついたにも関わらずに勝者になることを諦めきれない状態のことを…惨めな恋愛敗者というのです。
もし、皆さんの恋愛合戦で負けてしまうようなことがありましても…それは次の戦いのための準備と思ってくださいね。ここで負けを認められないようでは…その先で幸せを手にすることは難しくなってしまうと思います。