個人的にはそんなに“結婚”という枠に縛られない意識で付き合いをしていく方が楽しんで恋愛が出来るのではないかと思いますが…恋愛は楽しむもの…永遠はきっとある…なんていつまでも言っていられなくなった年齢になってしまった方、焦っていますか?楽しい付き合いの延長戦に結婚があるのなら、年齢なんて気にせずに自分の生きやすい生き方を選択するのも良いのではないかと思いますが…このような考え方を持とうとすること自体に追いつめられるような焦りに襲われてしまう方もいらっしゃるでしょうね。実際、たいていの方は後者の考えなのだと思います。もちろん“どっちが良い・悪い”などの比較をしているわけではありません。皆さんが個々に幸せになってほしいと心から願っています。人間とは変化する生き物です。肉体的にも精神的にも、感覚的にも感情的にも、常に変化を遂げてきました。だからこそ生き残っている訳です。
人間の変化とは人間としての武器であり魅力でもあります。不変のものなど…必ず飽きが来てしまうものなのです。この本質を理解することこそが、楽しいとか嬉しいと思う気持ちを、形を変えながらではありますが継続することが出来ると思うので…“本当の意味での永遠”と言えるのかもしれませんね。もっと簡潔に言うならば、“確定していないことに対して100パーセント期待”するのではなく、“どんなに気分が上がろうとも、確定しないことに対しては80パーセントの期待”で抑えておくということですね。残り20パーセントの気持ちを残しておくことで、万が一期待した結果にならなかった場合であっても落ち込む度合いが軽減されることでしょう。また、“次への期待”や“他のものに置き換える・変化させる”方法を選択できるだけの余力になってくれるはずです。特に結婚を前提に交際がしたい方、ただの結婚という儀式をゴールに置くことだけは避けた方が後々のために良いと思います。おとぎ話の最後のページのように、そこで時間が止まって…永遠の幸せになる訳ではないのですから。結婚を前提と言うよりも…ちょっと長くなってしまいますが、“一緒に幸せに生きていく付き合いをしたいと思う気持ち“を前提に出会いを求めていってほしいと思います。“結婚を前提”という表現は少々危険な意識だと思いませんか?前提の結婚が終わったらどうなるのでしょう?
お互いが結婚を意識するような出会いがあった場合、結婚に対する意識に将来の明確なビジョンを付け足してみましょう。皆さんが満足するような結果に繋げるための大切なポイントだと思います。結婚は人生のゴールではありません。今までは独身で人だった生活の終止符であり、夫婦二人で生きていく生き方のスタートなのです!おとぎ話は子供の頃の世界です。大人になってもおとぎ話から抜け切れないような感覚を持っていては…ほとんどの場合悲しく残酷な結果を迎えてしまうことでしょう。現実を見据え、本当の幸せを手にするためにも…もし、未だにおとぎ話の本を開きっぱなしにされてしまっている方は…パタンと本を閉じる勇気と決断が必要でしょうね。